インプラントのオールオン4の相場は?

オールオン4とは片顎の義歯を4本のインプラントで支えるという多数歯欠損のためのインプラント治療法です。
この治療はコンピュータで計算された治療計画に基づきサージカルテンプレートを作成して行う歯茎を切開しないフラップレスインプラントという方法で行われます。

この方法は1989年にポルトガルの歯科医師によって開発され、日本では2011年に治療が開始されました。
体への負担も少なく、費用も抑えられるオールオン4は無歯顎の人にとっては画期的なものです。
患者を悩ませていた手術回数や費用面でも負担がすくなくなりました。

歯が抜け落ちて時間が経つと骨がやせてしまいがちで、従来の方法では骨量の少ない部分に骨移植や骨造成をする必要があったのですが、オールオン4は4本のうち2本のインプラントを角度をつけて斜めに埋め込むことにより十分な長さを確保できるため義歯を支持できるのです。
これが手術回数を減らすことができる技術であり、埋め込み本数が少ないことで手術時間を短縮できることになります。

切開しないので痛みが少なく、術後の腫れもない、その日のうちに仮歯を装着することのできる方法です。
埋め込むインプラントの数も少なく体への負担も減ったことにより高齢の人でも治療が受けられるようになりました。

総入れ歯と比較すると、噛む力や見た目もほとんど自分の歯と変わりなく使用できることが特徴です。
入れ歯を作ったけれど安定しにくい、噛みにくい、発音がしにくい等不満のある人に向いている治療法です。

オールオンは4本のインプラントで12から14本の歯を支えることになります。
インプラント治療の相場は1本あたり30から50万円が相場といわれていますが、オールオン4の相場は200から300万円であり、12本の歯の治療が200万円とかんがえると1本あたり20万円以下という計算になりかなり治療費が抑えられるということになります。
治療費は地域差もあり、首都圏は地方よりも高く設定されているようです。

ほとんどのインプラント治療は自由診療、つまり健康保険の使えない自費診療となります。
自由診療は一定の価格設定はなく、各医院で価格を決定しているので治療費の幅も広くなってきます。
医師の技術や経験、機器、衛生管理など様々な要素によって価格設定がなされています。
また使用しているインプラントシステムによっても価格は異なってきます。
インプラントには種類があり、画一的なものではなく、耐久性も異なってきます。
万一、治療がうまくいかなかった場合もメーカー保証が何年ついているかということも問題になってきます。
メーカーやメーカー保証年数も治療前に確認しておく必要があるでしょう。

インプラント治療を受ける時は相場を下回るようであればなぜ安いかをしっかりと把握する必要があるでしょう。